とあるアンケートで、世界中の若者に、もしも国に国家存亡の危急の一大事が起きたらならば、
自国を守るために立ち上がるかどうか?という
アンケートをとってみたら、日本の若者は、10%程度しかイエスと答えなかったそうだ。
私の海外経験から鑑み、外からひいて日本を見てみると、奇麗な水や空気、平和で安全な毎日や環境を、
私達日本人は当然のごとくに受け止めているかに見える。言い換えれば、世界の中で日本ほど暮らしやすい国はない。
資源もなく、自給自足できない我が国が、戦後このような状況まで発展繁栄してきたのも、
まさに奇跡といっても言い過ぎではないだろう。
しかし、自国の安全が保たれていなければ、愛する家族も、大切な友達も、社会の
秩序も安全も、補償されない。
そういうふうに考えてみたことはあるだろうか? 私事や目先のことにとらわれて行動することの多い我々であるが、世界から見た時に、
日本という国体が安全で、守られていなければ、我々の私生活も当然おびやかされるのだ。
先人達が命を懸けて伝えてきた伝統、文化、歴史をより強く愛し、民族の誇りを持って生きていくべきであると、私は思うのである。
国を愛する事は、自分の家族を愛することであり、己を愛することになるのである。そして、
自分の子孫の未来までも守っていくことになるのである。
こうやって日本を思い、憂えるものたちがいて、初めて日本の未来が開けてくるのではないだろうか。
21世紀のいよいよ幕開けである。
今こそ、自国に責任を持って、愛国心を持ち、未来を創っていこう。
そういう者達が多くいてはじめて、世界から信頼され、認められるにたる民族、国家になっていくのではないだろうか。