感動と一口で言っても、痛みを伴う感動と、悲しみを伴う感動と、喜びを伴う感動、
苦しみを伴う感動の4つがある。 いずれにしても、感動、歓喜とは、
魂が揺さ振られる体験であり、 人生にとってはな くては ならないものである。
感動しない人生なんて、何の価値もありはしない。
私は、常に感動を求めて生きてい るが、そうでない人たちもいるようだ。
感動は自ら見つけるものであり、どんな小さ な事でも目をむけることで、周りが変わり、
世界が変わるのではないか。つまり意識 転換である。
人間は、長くても、せいぜい100年そこそこしか生きられない。
たかが100年、されど100年、なれど100年である。 肉体というアパートには期限がある。
“今”が過ぎ去った 後は、“歴史”になるんだ。
今が勝負という感覚、1分1秒はもう 二度と戻ってこないという感覚で鮮明に生きることで、
自ずと道は備わってくる。 そ して、金も名誉も、地位も財産も残せな かったとしても、
自分の生き方、足跡を示し、残すことができるならば、
その人の 人生は実り多き物になるだろう。 ボーッとしていても、
熱く魂を燃やしていても、時は過ぎていく。
一分一秒を自分の歴史を刻んでいくんだという意気込みで価値を感じながら、
毎日を 本気で真剣に 大切に生きていこう。